おはようございます。 NITの福地でございます。
京都に住む妹から名物の鯖寿司が送られてきました。
脂の乗った大きなしめ鯖で、シャリとの相性もよく、大変美味しいものでした。
しかし何故海から遠い京の都で鯖寿司なのかと不思議に思い、調べてみました。 鮮魚の入手が難しかった京都で、あまり魚を食べる習慣がなかった時代に遡ります。 福井県若狭地方で水揚げされた鯖に一塩をしたものが、鯖街道と呼ばれた道を荷車で山を越え京都に運ばれてきたそうです。 到着する2-3日後にはちょうどよい塩加減になっており、その鯖を使って作られたのが鯖寿司だったということでした。 難所が多かったとされる鯖街道を、鯖をはじめとする物資を夜も寝ずに運んだ人々を思いました。
今週も実り多き1週間でありますように。