おはようございます。 NITの福地でございます。
仏教の教えに三輪空というものがあります。
私たちは誰かに親切をすると、どうしてもお礼を言ってほしいとか、もっと喜んでくれてもいいのにと、お礼や見返りを求める心が出てくることがあります。
そのような時にお釈迦さまは、「親切をした相手にお礼や見返りの請求書を突きつけなくても、必ず、まいたタネまきは巡り巡って、あなたのところに返ってくるのだよ」と教えられています。 そして、誰かに親切をする時には、“私が”“誰々に”“何々を”、この三つを忘れるようにしなさいと教えられています。これを三輪空といいます。 不思議なもので、親切の見返りを自分から要求しなくなると、逆に、感謝やお礼がどんどんやってくるようになるのだそうです。
私達も釈迦の教えを心に、三輪空を実践して清々しく生きたいものです。
今週も実り多き1週間でありますように。