おはようございます。
NITの福地でございます。
“人工知能(AI)は、いまのままでは必ずしも世界をよりよいものにするとは限らない”
ロボットが人間の仕事を奪うかもしれないという懸念が論争を巻き起こしている中、AI研究者として知られるリー・フェイフェイ(李飛飛)さんという方が、スタンフォード大学で人間中心のAIを提唱し研究所を立ち上げたというニュースを読みました。
どのような展開をみせるのか私も常々考えながら答えを見出せない問題でしたので非常に興味深い記事でした。
彼女は「AIを労働者の代わりにするのではなく、AIで労働者を支援する取り組みにもっと注力すべきだ」と考え、AIと人間が共存しながら作業の品質や効率を上げるという仕組みを作り上げることの大切さを提唱しています。
人間の苦手とするところをAIに補ってもらい、あくまでも人間が主になり作業を行うという事で、雇用がなくなるという不安からも解放されることでしょう。
人間とAIの共存が、これからの世界の新たなスタンダードになって欲しいと願っています。
今週も実り多き1週間でありますように。