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リチウムイオン電池の充電時間短縮技術開発

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おはようございます。
NITの福地でございます。
岡山大の寺西貴志准教授(材料科学)らは、電気自動車(EV)などに搭載され、需要が拡大しているリチウムイオン電池の充電時間を大幅に短縮する技術を 開発したと発表しました。
チタン酸バリウムをナノ(10億分の1)サイズの立方体の形にして電極に焼き 付ける手法で、電池の高性能化につながる成果であるといいます。
寺西准教授らは、市販のコイン型リチウムイオン電池(直径2センチ)の 正極に、立方体(1辺20~30ナノメートル)にしたチタン酸バリウムを600度で 焼き付けるなどして付着させ、
3・3~4・5ボルトの電圧をかけて充電したところ、容量の8割の充電時間が12分から3分に短縮しました。
寺西准教授は「大型電池でも検証し、性能アップに貢献したい」と話しており、これからが注目されています。
今週も実り多き1週間でありますように。