おはようございます。
NITの福地でございます。
NITの福地でございます。
佐賀大学医学部の研究グループが、患者の皮膚などの細胞から“バイオ3Dプリンター”を使って人工血管を作製し、それを人工透析患者へ移植する臨床研究に入る見通しとなったという記事を読みました。
悪化した血液の流れを改善する効果などが期待されているそうです。
人工透析患者に用いられている樹脂製などの人工血管は体内で詰まる場合があるということですが、細胞からできた人工血管を移植すると血流が悪くなるのを防ぐことが見込まれています。
バイオ3Dプリンターで製造した人工血管を移植した例は今までに世界でもなく、感染を起こしにくく、さらに止血や自己修復も可能で、患者さんにとって素晴らしいものだと期待が高まっているということです。
大都市の大学ではなく、弊社の本社がある小さな地方県、佐賀からこのような素晴らしい研究が出たことを誇りに思いました。
今週も実り多き1週間でありますように。