おはようございます。

NITの福地でございます。

奈良のシンボル的存在ともいえる奈良公園の鹿が、新型コロナウイルス拡大の影響で観光客が減った結果、以前より健康になっているそうです。

これは観光客から鹿せんべいを貰えなくなり、自然界の餌を食べるようになったからだと言われています。

また、日中も休息する時間が増えたため、一旦飲み込んだ餌を口に戻す、“反すう“も行えるようになるなど少しずつ野生の状態に近づいているということです。

奈良の鹿が野生に戻れるかの鍵は、“人間の干渉がどの程度まで控えられるか“、にかかっているようですね。

ただ、奈良の鹿が今や人との距離が非常に近く、角切りや鹿寄せなどの有名なイベントがあるように観光資源化している状況の中、それらがより野生化することに意義を唱える人もいると聞くと、複雑な思いです。

今週も実り多き１週間でありますように。