おはようございます。
NITの福地でございます。
「床に落ちた食べ物は3秒以内に拾えば食べられる」という言葉を皆さんは 聞いたことがございますか。
実はこの言葉、海外でも同じような言葉が存在するそうです。
なんと北米とオセアニアでは、ほとんどの人が知っていて “five-second rule” と呼ばれる「5秒ルール」だそうです。
またヨーロッパでは、英国とスカンジナビアは北米並みに認知度が高かったと いう調査結果がございます。
落ちたものを素早く拾い食べれば大丈夫かを調べるため、2003年に ジリアン・クラークさんはイリノイ大学で、大腸菌が塗られた床材に、
グミや砂糖のかかったクッキーを5秒間置いたのち、菌数を数えました。
その結果、ザラザラした床でも滑らかな床でも、大腸菌がクッキーにつくことを 報告しクラークさんはこの功績により、2004年度のイグ・ノーベル賞を受賞して おります。
多くの国で存在するこの言葉は、昔からある食べ物を大切にする気持ちの名残り ではないでしょうか。
今週も実り多き1週間でありますように。